恭賀新禧一月一日日野昇

新年あけましておめでとうございます。

本年も音練をよろしくお願い申し上げます。

音練は音楽練習場として、皆様のご期待に添えるよう頑張って参ります。

さて、冒頭に書いた 恭賀新禧一月一日日野昇は 正岡子規の正月の俳句です。

この句はとても珍しく おめでたい句です。

ひらがなが一つも無く、恭賀新禧(きょうがしんき)は、恭賀新年の事です。

一月一日はもちろん 元旦の事で、日野昇は初日の出です。

ということは、恭賀新年 元旦 初日の出 と季語が3つ重なる 季重なり という珍しい句です。

正岡子規も正月の めでたさを,季重なりで思いっきり表現したかったのでしょう。

しかし この句は五七五の枠にきっちり、納まっていないじゃ無いかと言う人も当時居たらしいですが、

正月の慶びは枠を超えると意見もあったらしいです。

私も、皆様に対して、思いっきり新春のお慶びを お伝えするためにこの句を選んだわけです。

今年も音練は皆様に喜んで頂けるよう、私とスタッフ一同 努力致します。

新しい1年の幕開けです。

皆様の音楽活動が、今以上に枠を超えて花開くことが、音練の喜びです。

文章が、随分かたくなってしまいましたが、新年のお祝いという事で お許し下さい。

 

音練代表 神宮司 眞也