鳥瞰図(ちょうかんず)で取り敢えず (とりあえず)

新聞のコラムに、

「鳥瞰図を とりあえず と読むというを ひとたび笑い たちまちさみし」 (鎌田弘子)

を引用した文章がありました。鳥瞰図とは鳥の目で見たような、地図の事です。

なるほど、鳥瞰と 取り敢えずは似ています。

この様に読み間違い、言い間違いは、私もよくします。難しい漢字はほとんど、勘で読んでいます。

私の回りでも、よくありますし、テレビでもうっかり放送をしています。

お嫁さんになる人が、結納品を けつのうひん と言い間違いしたり、ある教育番組で、優秀な女子大学の生徒さんが、団塊(だんかい)の世代を、ダンコンのと言ったり。しかし意味合いが判るのですから、かわいいものと思います。

それから、風にそよぐ旗 のそよぐは、漢字で書くと 戦ぐと書きます。

風にそよぐ旗 のイメージは、何かのんきな感じですが、風に戦ぐ旗 と書くと物騒な感じがします。

たとえば、そよ風は、漢字で書くと戦風になるのでしょうか? パソコンで、そよ風を打つと微風になりました。

戦風は、そよ風のイメージでは無いですよね。

 

漢字は象形文字で、物の形から出来たと言われていますが、以前、読んだ漫画の中で、斎藤さんの斎の昔の字で

の字がガンダムに似ているとありました、

すると、へそと言う字の

という字はガンダムが盾を持っている感じでしょうか? というふうに考えて見ると、

流と言う字の 氵と取って、りゅう という読み方でほとんど使われていませんが

は 何となく足を食べられたイカに似ているし、じゅう みつる と言う字で

は足をいっぱい食べられちゃったイカでしょうか

は、葡萄を圧搾するような機械にも見えます。ふーむ なかなか面白い。

干と羊

は電信柱に似ているし、

はマス目でしょ。

走ると言う意味の (はしる、ほん)

は高床式住居に見えます。

 

そういえば私が小学校低学年の頃、通信簿で1と2ばかりで、親父は、アヒルが旗持って行進してると言っていました。

日本語は難しいですが、面白いです。私はいつもこんな事ばかり考えています。