人工肉バーガー
ニュースを見ていたら、来週ロンドンで人工肉バーガーなる物が作られ、実際の試食も行われると言う事です。

その人工肉は、オランダのマーストリヒ大学のマルク・ポスト博士が研究開発した、牛の幹細胞から作られた、薄いシート状の筋組織3000枚と数百の脂肪組織をミンチ状にしてハンバーグを作るというもので、数年先の食料危機を回避する為だといいます。

現在の食料の需要は今後40年間で2倍になりこのまま行けば食肉用家畜が破綻をすると言う事です。

また別のニュースではニワトリを脳死状態にしてパックに入れてつり下げ、チューブから必要な栄養をパックの中のニワトリに送り込み、効率よく肉を生産すると言う方法も考えられている様です。

しかし生理的嫌悪感を感ずる方法ですが、ニワトリが動き回らず普通の過酷な飼育によって障害を持つニワトリが大量に発生をしている状況もあり、最終的に食肉として加工されるわけだから、むしろ初めから苦痛を感じない方が倫理的なのではないかという意見もあるそうです。

もっと凄いのは、日本の岡山の環境アセスメントセンターの池田社長が下水汚泥に含まれている人糞などからタンパク質を取り出し,いろいろな処理を加えて人工肉を作り出すという研究をしていると言います。しかし考えてみれば、人間が出したものをまた人間が摂取することにより、リサイクルが出来るので理想的だと言えばそうですけど、やはり抵抗があり、オエーっとなります。

ひょっとするとこれから10年以内にスーパーでみる生鮮三品の 鮮魚 青果  精肉 は、加速度を増しもっと大変化をすることでしょう。

現在、貸し農園が大繁盛だそうです。20坪くらいの小さな畑が、予約でも取れないくらいだそうです。皆さん心配なのですね。自分の口に入るものは自分で作ろうと言う自衛策と家族のリクリエーションを考えておられるようです。

我家でも以前、ベランダで家庭菜園をした事がありますが、ミニトマトなどの、簡単に出来る野菜類はカラスに食べられ、プランターには猫がウンコをてんこ盛りにして、それ以来していません。多分、これからも私はオエーっとなってもスーパーに行って買い物を続けるでしょう。