奇跡の一本松

というのをご存知でしょうか。東日本大震災の時に、奇跡的に残った松の事です。その松も残念ながら、倒れてしまいました。

皇太子様がその松や流木等で作ったビオラを使って、定期演奏会で演奏され、その演奏を、

天皇陛下 皇后陛下 そして雅子様も鑑賞されたと言う事です。

皇太子様は、ビオラでシューベルト 交響曲 第7番 未完成を演奏され、終了後、客席に向かって、

そのビオラとビオラの裏面に、奇跡の1本松が描かれた絵を、見せられ一段と大きな拍手が起きたと言います。

そのビオラを作った人は、バイオリン製作 修復者の中沢宗幸さんと言う方で、今回初めてそのビオラはコンサートで演奏されたと言います。中沢さんは同じ、奇跡の1本松や流木等で作ったバイオリンを作り、国内外の千人の人がリレー演奏する企画をしているそうです。この報道は、今日の読売新聞の後ろの方に小さく載っていましたが、震災が起きた場所の方々にとっては、励まされ、奇跡の一本松のビオラの音色を聞いた人は、一本松がまだそこにしっかり立っている感じがした事だと思います。

最近、悲惨な事件が多く、新聞を見るのも嫌になりますが、この様な報道を読みますと、東日本大震災の被害に遭われた方に対して、何か、しなくてはと思います。最近、どうでもいいような文章を書いていますが、自分は何をやっているのか恥ずかしくなります。いい歳をして、ゴジラやモスラの文章を書いて、すみません。これからはもっと真面目にやります。 多分。