ダイアン吉日
大安吉日では、ありません。英国出身の女性落語家さんです。この方の記事が昨日の新聞に載っておりました。ダイアン吉日さんは、もともとは、ロンドンでデザイナーとして働いていたそうですが、世界を見たいという思いで各国を回り17カ国目の日本に来て華道や茶道の美意識に魅了されていつの間にか日本に居着いてしまったということです。17年前、友達の紹介で、桂枝雀(故人)さんの、落語会を手伝った事が転機で、感激をして自己流で落語を学んだそうです。今では大阪を拠点に年に200回近く公演をしているそうです。私は ダイアン吉日さんは知りませんでしたが、イギリスの方が落語をやっていると言う事で興味を持ちましたが、まだこの方の落語は聞いた事が有りません。私は落語が結構好きで、近所に末広亭という寄席があり、その寄席の家族と仲が良いものですから、暇な時には結構行っております。そこに出て来る芸人さん達は、若手からだんだん大看板と呼ばれる芸人さんが出て来ますが、物凄く礼儀作法が厳しく、また落語家になる為に、前座見習い 前座 二つ目 真打ちと長い道程が有ります。この長い道のりの間、着物のたたみ方、師匠の家で雑用、楽屋の掃除、一番太鼓 2番太鼓 寄席終了の追い出し太鼓 もちろん 師匠からの落語の勉強 等の稽古や雑用 (ほとんどが雑用です) をしなければなりません。 ダイアン吉日さんは、自己流で落語を学んだと言いますから、この長い道のりを経て来たのか判りませんが、日本で、落語家になるには相当な覚悟がいると思います。そこへ行くと、私は、気楽なものです。末広亭の深夜寄席 午後9時半から11時まで木戸銭1000円を払い、若手芸人が出て来て、面白いことを言って、11時に追い出し太鼓で、追い出され、その後、同級生がやっている新宿三丁目の呑み屋で、お酒を飲んで、夜遅くと言うか、明け方に帰宅して、カミさんに怒られ、子供に怒られ、猫に愛想を尽かされ、朝起きると二日酔いで頭はガンガン、歯ブラシを口に突っ込むと、吐き気がして、誰も同情をしてくれない(当たり前!) その日に限って、仕事での打ち合わせが多く、頭がもうろうとして、仕事の話がかみ合わず、呆れて相手の人が帰ってしまい。自己嫌悪 その日も末広亭の深夜寄席に行き若手芸人が出て来て、その後、同級生のやっている呑み屋に行き・・・・・・おあとが宜しいようで。