フィリッピンの代表 断食を表明
ポーランドで行われている国際気候変動枠組み条約 COP19で、フィリピンのサノ代表が、COP19で意義ある結果が導き出されるまで、断食をすると表明しました。
サノ代表の演説は17分を超え、災害に遭われた方々がすべてを失い、食料の援助も届かず、3日間、食べ物を口にしていないのに、泥の中に埋まっている家族の遺体を集め続けている人々の事や、1万人以上の死者が出た事など、涙ながらに演説をしました。
そして、食べ物を確保出来ずにいるフィリピン人同胞がいるのに、温暖化を解決している為に来ている私が食事など出来る訳が無く、温暖化が解決出来る方向が決まるまで断食をすると表明しました。
演説が終わった後、会議場は、スタンディング・オーベションが数分間に渡り鳴り響いたといいます。
私もこの記事を見て、感動しました。
しかし、温暖化がサノ代表の断食で、良い方向に変わるでしょうか。私は、温暖化がなくなるとは思えません。発展途上国のCO2排出量が彼1人の意見で変わると思えません。
特に中国やインドそれにロシアがCO2排出量が多いのですが、先進国のアメリカの排出量がダントツにトンデモない量なのです。
このままでは、陸地は海になってしまいます。
やはり、地球が怒っているのです。私は無信心者です。宗教は信じていません。どこの宗教にも属していません。
しかし地球が怒っていると言う事は生物の1人として感じることが出来ます。地球の表面がすべて海になる前に、誰かノアの方舟の様な物を作るのでしょうか? 多分そんな事にはならないと思います。
賢い人類はちゃんと解決策を講じると思います。
そういうふうに考えなければ、サノ代表も、皆さんも、新しく生まれて来る赤ちゃんも困るでしょ。