オトレンブログ
音練 社長 ひとりごと 平成25年11月19日
投稿日:2013年11月19日|最終更新日時:2024年3月18日|カテゴリー:日々徒然
最近の音練界隈と、音練の中の様子
音練がある所から歩いて3分の所で、新宿三丁目ジャズフェスティバルが土曜日と日曜日に行われました。
新宿三丁目と言っても、寄席の末広亭の近所で行われたので伊勢丹の方に行かれた方は多分わからなかったと思います。
そのジャズフェスティバルは、今年で13回目です。
それから、花園神社の酉の市がジャズフェスティバルの前日、11月12日に2回目が行われて、新宿は人、人、人でごったがえして、歩くのも大変でした。
音練はと言うと、それは静かな物です。と言うか、暇な訳ではありませんが静かな雰囲気をわざと作っています。
音練に来る方は、皆様それぞれに目的が有って来られるので、音楽に集中出来る環境を作っています。
この前驚いた事があります。今から60年以上前、単身でアメリカに渡り、アメリカのジャズ界の大御所とセッションをしたり、コンサートをしたり今も精力的に活動をしている女性がオトレンで練習をして頂きました。
その女性は80歳以上とご自分でおっしゃっていました。その方は日本人として初めてバークーリー音楽院を奨学生で入り、チャールズ・ミンガスのバンドに参加をしてその後、自らの作編曲で通算30年にわたり名声を馳せ、アメリカのジャズ専門誌ダウンビートでは、批評家投票で1979年から5年連続 読者投票では1978年から5年連続 ともに1位を獲得している方です。まさに日本人として快挙です。アメリカ人が5年連続、演歌で1位を取るようなものです。
その方は、前日に予約を取られ、グランドピアノが希望でしたが、あいにくアップライトピアノしかなく、当日、私のカミさんが受け付けをして、その後、私が音練に行き、その方が練習が終わった後、お会いしました。
私は、アップライトピアノで申し訳ありませんでしたと言うと、全然、大丈夫ですと言って頂き、その方は、毎日弾くピアノはスタインウェイなどの超高級ピアノだと思いますが、嫌な顔一つせず、普通に対応して頂き、とても気さくで、偉ぶる所もまた自分が苦労した話もせず、普通の雰囲気で本当に良いお婆様(失礼!)と感じました。またジャズ界では珍しく紫綬褒章を受章しています。
私は、一流の人は違うねえー 少し名前が売れると、すぐに鼻ッぱしらが強くなり生意気になる人がいるけど、一流の人は違いますねーと思いました。
その方は、アメリカに約60年以上住んでいて、日本の選抜されたアマチュアバンドとセッションをする為に帰って来られたと言う事で、なんで音練に来られたのか、不思議です。
多分、音練の雰囲気を調べられたものと思います。私も音練の雰囲気は好きです。と言うか、私がその雰囲気を作ったのですが、スタッフも頑張っています。もちろん、カミさんも頑張っています。
ここで、自慢をさせて頂きます。カミさんを含め、スタッフ全員は美人揃いです。嘘ではありません。
皆さんも、この音練の雰囲気を体験して下さい。不思議空間です。