オトレンブログ
音練 社長 ひとりごと 平成25年8月27日
投稿日:2013年8月27日|最終更新日時:2024年3月18日|カテゴリー:日々徒然
フーテンの寅 音練社長はつらいよ
男はつらいよ の映画は見た事がありますか? 44年前の今日、第1回目の封切りだったそうです。
当初 観客動員数は少なかった様ですが、徐々に観客を伸ばし大ヒットになりました。
私は最初、なんでこの映画が面白いのか判りませんでした。
観ているうちにこの映画の面白さが判って来ました。今までアメリカ映画が好きだった私は、日本映画の方が面白いと、思う様になりました。アメリカ映画では、明らかに悪い者と良い者が出て来て、最初、良い者が悪い者にやっつけられ、最後には良い者が勝つ または、派手に拳銃をブっ放す 最新の派手な車やバイクに乗ってカーアクションを演じる。
戦争映画ではいかにアメリカ兵が勇敢でユーモアがあり、その他の国は凶悪で有ることが強調されていました。
私はフーテンの寅さんを見て、決定的な悪人はおらず、拳銃、殺人、誘拐、過激な暴力、差別、などは絶対に出ず、ただ、フーテンの寅の車寅次郎が巻き起こす失恋や、叔父さんやオバサン それに妹のさくら との家庭での話でトラブルを起こすというホームドラマです。
何事もない日常、家庭のことが、実は一番幸せで、寅さんが女性にフラれ、周りの物が心配をして、他者に決定的に迷惑を掛けず、自虐ネタで笑わせるという、この映画はいかにも日本的で好きです。
多分アメリカ人には理解されない映画でしょう。アメリカ人は良い者と悪い者の決着をつけるのが好きらしいです。
私も寅さんの様に自虐ネタは好きです。他人を傷つけません。それでいいんです。
私さえ我慢していれば、うまくいくんです。
あとで、お酒をいつもより多めに飲んで、翌朝には忘れています。私の特技です。
しかし困った事が一つあります。大事な約束も忘れます。