オトレンブログ
音練 社長 ひとりごと 平成25年7月9日
投稿日:2013年7月9日|最終更新日時:2024年3月18日|カテゴリー:日々徒然
谷根千
谷根千とは、谷中、根津、千駄木、の事で最近若い人に人気の場所だと言うことです。
私も谷根千は大好きな場所です。何かホッとするような、昭和30年代に戻ったような安心する所ですね。しかし最近は、昔と比べて商業化が進み少しずつ、町の様子が変わって何か寂しい感じがしますが、それでも下町の雰囲気はとてもあります。ここは、東京大学の近くにあり、文豪が沢山住んでいた場所でもあります。その文豪の一人の森鴎外も谷根千に住んでいました。
森鴎外が1922年の今日に亡くなって91年目だと言います。森鴎外の舞姫 山椒大夫 高瀬舟などは、中学生の時に読んだ記憶が有ります。またヰタ・セクスアリスは、中学生で、紀伊国屋で買う時に、何か成人雑誌を買うような気恥ずかしさで買った覚えが有りますが、読んでみると、いやはや何ともというやつで、直接的な言葉を使わず、それゆえに何かイヤラシイ感じのする文学で森鴎外にしては駄文だと思います。その本の内容は、秀才の禁欲的な少年が・・・・ このブログでは本の内容は書きません。当時、発禁本となり、森鴎外は陸軍から、こんな本を書きやがってと、かなり怒られたそうです。そりゃーそうでしょう。
森鴎外のほかに、高村光太郎 川端康成 江戸川乱歩 夏目漱石 等のそうそうたる文豪が住んでいて、散策すると楽しい場所です。