ファミリーコンピューター
今から30年前、任天堂のファミリーコンピューターが売り出されました。
当時私はカミさんと結婚したばかりの年でした。私自身、ファミリーコンピューターには余り興味はありませんでしたが、その後、長男が生まれ、幼稚園に入る前にファミリーコンピューターを買ってやりました。そうしたら、ファミリーコンピューターにハマってしまい困った経験が有ります。
何をするにしても、まずファミリーコンピューターをやりたくて仕方が無く、私は取り上げた事が有ります。彼の反抗はすさまじい物だと思っていたのですが、案外素直に仕方が無いといった態度に可哀相になったものです。
その時に、うちのガレージに野良猫の母親が、数匹の子猫を産んで、最後に残った1匹だけ残されました。あとでいろいろな人に意見を聞くと、母猫は元気な子猫だけ別の場所に移し、病気の子猫は捨てると言っていました。
その子猫は、か弱い声で泣いていて、ほっとけば死ぬだろうと思いましたが、長男は、猫を助けて ファミコンは要らないからというので、その猫をうちで飼うことにしました。
その猫は長男がタイラッパと名前を付けました。なんでタイラッパかと言うのは、ここでは、長くなるので書きませんが長男と次男、三男、長女もその猫を大事にしました。長男はその後ファミリーコンピューターで弟たちと遊び、猫も子供達に可愛がられていました。時代は過ぎ、猫のタイラッパは、22歳で猫にとってはかなり長い寿命でなくなりました。
このタイラッパも波瀾万丈の物語がありますが、物凄く長い話なので今日は書きません。いつかは書いてみたいと思います。
それから今日は盆踊りをやった太宗寺でやぐらの片付けをしました。今日の夜、送り日をしようと思います。ご先祖様と猫のタイラッパも、あちらの世界に帰ることでしょう。
現在はマンチカンという種類の猫が2匹おります。その猫にお前たちの先輩のタイラッパはとてもクールな奴だったと言い聞かせます。多分アクビをしながら聞いていると思いますが。