オトレンブログ
音練 社長 ひとりごと 平成25年7月22日
投稿日:2013年7月22日|最終更新日時:2024年3月18日|カテゴリー:日々徒然
ハーメルンの笛吹き
今日はハーメルンの笛吹きという話が伝わって、600年以上経ったと言うのです。
ある資料によると1376年7月22日とあり、別の資料には、1284年6月26日とあり、また別の資料には違う日付もあり定かではありません。
しかし年月日の資料が残っていると言う事は信憑性があります。しかし、まったくの、でたらめだという資料もあります。それもそうだと思います。だってこれはグリム童話ですから。しかし実際にあったと言う学者も居て、皆さん真剣に議論をしている様です。どうでも、いいじゃないかと私など思いますが。
グリム童話の、このハーメルンの笛吹きという話は、実際に在った話を元に出来たと強く言い張る犯罪専門の専門家も居ます。
皆さんはハーメルン笛吹の話はご存知ですよね。ハーメルンという村がねずみの被害で困っている所に、ある道化師の様な格好をした笛吹がやってきて、自分ならネズミを追い出してみせると言い、村の人達は、もしそんな事が出来たならば、金でも何でもやるという言葉を信じた笛吹は、笛を吹いてネズミを集めると、村中のネズミが集まって来て、ネズミを連れて川に行き、ネズミは川に飛び込んですべて死んでしまったと言う事です。そのおかげで、村にはネズミが1匹もいなくなり、村の人達はホッとしましたが、笛吹には何もあげず、知らん顔をしていていました。
笛吹は怒って、金でも何でもあげると言われたのに何もくれなかったので、村の人達の一番大事な子供達を、笛を吹いて集め何処かに消えたという話です。
こんな事は有るわけは無いと子供の頃、思いましたが、案外、ネズミは嘘かも知れませんが、子供達を集めてどこかに行ったと言うのは、信じられる話だと思うのです。
昔、チンドン屋が、街を練り歩いて子供達がチンドン屋の後をついて、私も含め、他の子供達もどこまでもついて歩いた記憶があります。一説には子供達をどこかの国の奴隷に売ったとか、労働力として違う地域に売ったとかという話があります。
しかし何百年も前の話ですからわかりません。
私の興味のあるところは、ハーメルンの笛吹が、どういう種類の笛を吹いていたと言う事です。ネズミを一応集めるのですから、高周波を出す高い音が出るピッコロでしょうか? それともギリシャ神話に出て来る、足が羊で頭に角が生えている牧神のパーンが持っているパーンパイプでしょうか? それとも、チンドン屋が持っている、クラリネットの様な物でしょうか?
もし私がその笛を持っていたら、町中の酔っぱらいども、喧嘩をしている奴、嘘をついた奴、人を泣かせている奴を、教会か修道院に集め、悔い改めさせます。
私が笛を高らかに吹きながら意気揚々と教会か修道院に入り、うしろを見ると誰も居なかったと言う事に多分なると思います。
私はその時にハーメルンのホラ吹き と呼ばれるでしょう。