オトレンブログ
音練 社長 ひとりごと 平成25年7月26日
投稿日:2013年7月26日|最終更新日時:2024年3月18日|カテゴリー:日々徒然
記憶違い
今日の新聞で、ノーベル賞受賞者の利根川教授とマサーチューセッツ工科大学で、共同で研究を重ね、ネズミを使った実験を行ったそうです。
その実験は電気信号と光で脳に刺激を与えると、記憶違いの結果が出ると報道していました。例えば、人間で言うと何かを想像している時に、事件や災害にあって、ショックを受けた時、現実と想像が混同してしまうという事らしいです。
という事はですよ。もし私がドラエモンの、のび太の様な少年を想像していたとします、その時にジャイアンの様な人に会って、ひどい目にあったとすると、私は今の自分では無く、のび太になるのでしょうか。という事はですよ。のび太の私は、現在の自分に戻るとき、電気信号と光の刺激で戻るのでしょうか?もしその様な事が現実になれば、面白いことが実現出来たりすると思うのです。
例えば、 Aという人が、物凄く音楽の才能が有る人だったとします。その人は、人前で弾くのは恥ずかしくて出来ないと言う場合、その Aと言う人が、モーツァルトやショパンを想像していて、光と電気信号を与えれば、モーツァルトかショパンに自分自身が混同してしまい、凄い才能が開花出来るのでしょうか。その場合、モーツァルトかショパンの延長線上の才能であって、その Aと言う人の才能では無いのでしょうか。よく判りませーん。
また別の事で考えると、 Bという人が、殺人鬼の事を想像していたとします。その時に、恐怖映画を見て凄く影響されたとすると、 Bと言う人は殺人鬼になるのでしょうか。判りませーん。
私は今度、ベートーベンを想像をして、懐中電灯と肩こりの低周波治療機を使って、記憶違いを試してみようと思います。
私の頭の中では、田園の中で、英雄と呼ばれる人が、月光の中で悲愴にくれている姿が想像出来ます。