オトレンブログ
音練 社長 ひとりごと 平成25年6月30日
投稿日:2013年6月30日|最終更新日時:2024年3月18日|カテゴリー:日々徒然
47年前の今日
ビートルズが初来日して、武道館で初公演をしました。
その時の事は、当時小学生だった私も覚えています。当時、世界的に大ブームを起こし、日本にやってくると、決まった時には、さまざまな報道が飛び交い、大変な騒ぎでした。私の家の近くに、当時、コタニというレコード屋があり、ビートルズの曲を売り出すのは、もちろん、うちわを作ったりブロマイドを作ったり、世界堂という画材屋では、ビートルズの似顔絵が売られ、紀伊国屋の本屋では、ビートルズとは関係ないイギリスの写真集が売られたり、伊勢丹ではビートルズ特集と称して、ビートルズとはあまり関係ないイギリスのタータンチャックの小物を売ったり、三越も負けじと、イギリス製と大きく書いて、ビートルズの国の紅茶や、お菓子と言って売ったり、歌舞伎町のキャバレーでは、楽しいロンドン、愉快なロンドン ビートルズサービスという訳の解らない事まで、始めたと言うのですが、まだ小学生だった私にはよく判りません。また、当時、中学生か高校生は、ビートルズをまねて、長髪にして、先生や親に怒られて、床屋に連れて行かれ、坊主頭にされたと言う、報道もありました。社会的、経済効果の影響力を、およぼした、グループはビートルズ以外、私は知りません。
ビートルズの公演は武道館で行われ、確か、司会が、E・Hエリックで、あとで、母親に岡田真澄のお兄ちゃんだと聞かされて、驚いたものです。
たしか、前座が、ドリフターズも入っていて、ビートルズの事が余り、判らなかった私は、ニュースでビートルズの事を見て、イギリスから来たお笑いグループだと思っていました。テレビの報道で、前日に日航の飛行機から、安い、ペラペッラの、はっぴを来て降りて来る場面を見て、また前座が、ドリフターズだから、勘違いをしたのでしょう。
それと、私の親父がビートルズは、長髪で床屋に行く金もなくて、うるさい音楽ばかりやっている奴らだと言っていました。エレキギターや、ドラムなんかは、絶対買ってやらねえぞ、近所迷惑で、うるさい音を出したら、世間様に申し訳がねえと言っていました。
時代は変わりました。彼らの様な偉大なグループは、出ないでしょう。
しかし私は信じています。音練で練習をしている人達が、きっと、偉大な音楽家になることを。
ここでは、防音室が有りますから、近所迷惑も世間様に申し訳が無い事もありません。
補足、現在音練では、ドラムは叩けません。ごめんなさい。