高齢者は、 スーパー、サイヤ人を目指す。 2

さて、先週まで、 私が、脳梗塞をやったのに、 じっとしていなくて、 やりたいことをやろうと思ったことを書いた沿革のような物を書きました。
いよいよ今日から、 私の練習状態を書きます。

最初、先生が 遅れてきて、 この先生が来なければ、いいのに、と思い、
5分ぐらい遅れて先生はやってきました。
あーあ  なんで先生がくるんだよ。

私は最初、 スーパーサイヤ人を目指すんだ。
やりたいことを、やればいいのだ。

と威勢の良いことばかり、言っていましたが
時間がたつと。

あー。  なんであんな事を言っていっちゃたの。
俺の馬鹿。  めんどくせー  俺って本当に、おバカちゃん。

と、 幼稚園か、小学校低学年の お子様のような、 事を 真剣に、 言ってました。。

しかし、もう、 その日の、 その時間が 来てしまい、 目の前に先生がいます。

もうだめだ。 やるっきゃない。

エエイー チクシュウ。 こうなったら、 でかい地震が起きて、 人類滅亡の危機になればいいのだ。と、 思っても来る訳はありません。

生意気にも グランドピアノを予約して、 グランドピアノのフタを持ち上げ、 先生が買ってきた、 お子様たちが使う、 レッスン帳を、 広げ、 そのレッスン帳は、 右指だけ使う。
曲目がたくさんあり。 ほっとしました。

ここで補足です。 グランドピアノの予約というのは、 私が社長だから、 タダ、という訳にはいきません。 ちゃんとお金を払っております。

そして先生にもお月謝を払っております。  当然。

部屋の予約とお月謝、 お金がかかって いるのだから、 元を取らなきゃと思いますが、 逃げ出したい気持ちです。

話をもとに戻します。 すみません。

レッスン帳は右指だけ使うものだったので、 少し気が楽でしたが、 何年間もピアノには、 触ってないので 不安でしたが。 もうここまで来てしまったら、仕方がない、やるしかないです。

やってみるとあら不思議。   なんとなく、できる、じゃありませんか?

右手の親指が、 一番 人差し指が二番。と 思い出しました。

指使いが怪しいけれども、 弾けるじゃあーりませんか。

やっぱり私は、 スーパーサイヤ人を目指します。  自信が 出てきまし~たよ。

わーははははは  やればできるのだ。  高齢者といっても、 馬鹿にするなよ。

ぬわはっはははは グランドピアノは最初は怖かったけど、 なんとかなるもんだ。

私と同じ高齢者諸君  怖くはない。  やれば何とかなる。

でも人前で聴かせるようなものではない。 しかし、良いのだ。

自分が楽しければ良いのだ。

自分で悦に入っていれば良いのだ。

人に聞かせる必要はない。 もったいない。

ヘタで良いのだ。

自分はショパンになったのだ。

レッスン帖の最後に、 左指を使う物が出てきて、 指番号は、 一番は親指でド  二番は 人差し指でシ  三番は 中指でラ  というふうになって、これもはるか昔にやったことを思い出し、 なるほどと思い。

やってみると。 なぜか出来ない。アレ

右指だけでは、 出来たのに、 左指が 加わると、 途端にできなくなる。

量販店で売っているピアノ売り場で、 ピアノを弾いて私は ピアノ弾けるぜ。と 自慢ができない。

冷や汗 三斗を掻きながら、え~と と言いながら、 先生を見ると、 我慢強く、 私を指導してくれているのです。エライ あんたはエライ  やはり違うね。

私がベートベンを弾けるようになったら、ソナタに聞かせよう。

と、 思ったところで、 一時間が終わり。 やっとレッスンが終わりました。  助かった。

練習が終わり、スタッフのところに行くと、 ニタニタ 笑って私をバカにしたような 顔をしていました。

そりゃ 東京芸大だか、すごい音楽大学だかの卒業だもんね、スゴイ人だもんね
馬鹿にすんなよ、 今に見ていろよ、 俺は将来のショパンだ。
塩パンじゃねえぞ。

スーパーサイヤ人だ。  スーパーサイゼリアじゃねえぞ。

俺は将来すごいやつになるぜ。
と、 言っても、 もう歳を取っているから、私に将来はあるの?

スタッフが掃除に来る前に、部屋を 出ました。
やはり人が 突然  訪れると  音ずれる。 なんてね。

今日はここまで
次回をお楽しみに。