風寒し人の陽気にさく桜

私は物凄くひどい花粉症です。

クシャミは、朝起きた時に 20連発は当たり前です。

まぶたは目ヤニで、くっついてしまい目が開きません。

鼻は鼻水、鼻づまりで、いつも酸欠状態です。

ティッシュペーパーは、一日一箱は使います。

おかげで、鼻が真っ赤で鼻のかみすぎで痛いです。

寝るときに口を開けて寝ますからいつも喉がカラカラで浪花節をする人の様な声になっています。

それから、目が痒くて目をこすると、目の周りに着いた目ヤニが瞼の裏側に入り、目が痛くて仕方がありません。

鏡を見て目ヤニを取ろうとすると、目ヤニが糸の様に繋がって取れます。

まるで目から糸が出ている様な恐ろしい光景です。

この状態で、おつき合いでお酒を飲むと症状がひどくなり、鼻水、鼻づまりが、最悪な状態になり、まるで、酸欠の金魚が水面で口をパクパクしているような格好になります。

この後、ラーメンなんか食べると、鼻で息が出来ないのもですから命がけです。

冒頭に書いた 風寒し人の陽気にさく桜 は正岡子規の作った俳句です。

多分 私の推測ですが 寒い日にもかかわらず花見に来ている人たちの陽気な騒ぎに当てられ桜もにぎやかに咲いている様だというような俳句だと思うのですが 花粉症の私にとっては、人の陽気にさく桜 どころじゃなく 毎年、花見に行く人の気が知れません。 てっ いうか 日本中の杉の木を切り倒したくなります。

正岡子規の作った俳句で 羽織着る秋の夕のくさめ哉
という物があります、この俳句は秋の時候の句です。  くさめ哉の くさめは、くしゃみの事です。

この俳句は秋の夕刻 余りに寒いのでくしゃみが出て羽織を着るという情景を詠んだ俳句だと思うのですが 

最近は3月の下旬になっても寒さがぶり返し冬物のジャケットを着たい気分なので

私はこの俳句をもじり 桜咲く春の朝のくさめ哉
と詠んで、自分を慰めています。

あー 早くこの時期 終われ。

花粉飛ぶな! 早く夏来い !! 

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