脳梗塞 顛末3 やっと検査 そして隔離 大脱走失敗

昨日は、自転車で大病院に向かうところを書きました。今日はその続きです。

自転車でその先進医療の大病院に着いた時、入口で病院の看護師さんが数名立っていて、ストレッチャーではなく、車椅子を用意して待っていました。

私を待っているのだろうと思い、私は自転車を力が出ないので倒して、看護師さんの所に、よたよた這うように行くと、看護師の1人が、”あ~ 又酔っぱらいのおじさんが病院の待合の椅子で寝ようとしている”と言い、警備員を呼び、警備員は、”ダメだよ オジサン しっかりしてよ”と言うので、私は主治医に書いて貰った紹介状を水戸黄門の印籠の様に出すと、態度が一変して車椅子に乗せられ、 MR I のところまで運ばれました。

行く途中に、”車でいらっしゃると言うから、驚きました。まさか自転車で来るとは思いませんでしたから” などと言っていて、私は、声にならない声で、フザケルなー さっき酔っぱらいのおじさんって言ったじゃねえか 俺の事を浮浪者と思ってたくせにと、プリプリ怒っていました。

さて、 MRI のベッドに頭を固定され、でかいドーナツのお化けみたいな機械に突っ込まれ、40分程、ガーンゴーンギャギャギャガーンゴーンと、うるさい機械で写真を撮られ、その後先生の診察を受けました。

すると先生は、頭の真ん中からちょいと左に約1センチ程 脳梗塞があり、以前にも脳梗塞をやった形跡があると言って、コリャ、ダメだ すぐ処置をしないと言う事で、私は着の身着のまま 緊急入院になりました。

最初、4人部屋に入らされ、腕に何本も点滴を射され、検査に次ぐ検査をさせられ、自宅に連絡も出来ず、そのうち、頭が朦朧となり、いつしか眠ってしまい、起きた時には集中治療室で、隔離されていました。

私は、こりゃいかんと思い、腕に何本も点滴が挿っていましたが、こんな所から逃げ出さなければならないと思い、点滴を下げる器具の棒を持って、集中治療室を逃げ出し、エレベーターに乗り込み 外に出ようとすると、あの私の事を浮浪者と思った憎っくき警備員がいて、”どこに行くの” と聞くので、私は咄嗟に、”ちょっとそこまで自転車を見に行く”と言ってしまい、えっ 自転車 点滴をしているのに? そこで、看護婦さんが、追いかけて来て、捕まってしまいました。

それから私は、数日後 4人部屋にまた元されましたが、どうにもこうにも、この同室の人達がいけません。

どうも、虚言癖があるというか、妄想がひどいというか、突然、わめいて、怒鳴り、針小棒大な事を言ったり、私は看護婦さんに、もう脱走をしないから、個室に移して欲しいと願いました。

すると、15分後には、個室に移る事ができました。

今日はここまで。 次回は脳梗塞のリハビリを書こうと思います。