クモの糸

クモの糸は直径1センチに編むと、ジャンボジェット機を吊るせる強度になるそうです。

伸縮性、耐熱性に優れて、航空機部品や人工血管などの応用に期待を寄せられているそうです。

この度、石山和秀さんと言う方が、蜘蛛の遺伝子を微生物に組み込んで、青や黄色のクモの糸を開発したそうです。蜘蛛の糸の量産に成功したそうです。

石山さんはまだ、30歳で前途有望です。いいぞ、いいぞ、日本の若い人の技術力とベンチャービジネス。

他の国に無い、技術で日本を発展させて下さい。 隣の国に技術を盗まれないように気を付けてね。

芥川龍之介のクモの糸という本の中に、カンダタという主人公がいますが、天国から地獄にお釈迦様がクモの糸を垂らし、カンダタを助けてやろうとして、カンダタがクモの糸をつたって昇って行くと、後から何人もの罪人達が昇って来て、カンダタは「この蜘蛛の糸は俺のだ」と言うと、クモの糸は切れたと言う事ですが、蜘蛛の糸を1センチに編めば、ジャンボジェット機が吊れる強度ですから、お釈迦様は蜘蛛の糸を何ミリ編んだのでしょうか?

直径1センチに編めば、途中で切れることは絶対、無かったでしょう。

それから、スパイダーマンも蜘蛛の糸を出して、ビルからビルへと飛び移ります。暴走した電車を止めるのに、蜘蛛の糸を出して止めました。案外、これも嘘ではなさそうですが、スパイダーマンの糸は普通の蜘蛛の糸よりも太いのでしょうか。

私は石山さんが作った蜘蛛の糸で、ギター、バイオリン、チェロ、ピアノなどの弦を作って欲しいと思います。

この弦を使えば、弦楽では安心です。

是非とも音練で、ルーセルの 「蜘蛛の饗宴」 を演奏して欲しいと思います。

「蜘蛛の饗宴」は、ファーブルの昆虫記 をもとに、ルーセルが曲を作ったと言いますが、実は私はまだ聞いた事がありません。

今日、CD屋さんを回って買おうかなと思っていますが、新宿でも多数の良いCD屋さんが店じまいをして、困っています。

そのうち、私が音練で、CDショップを開こうかなと考えましたが、多分、余りに売れないので、CDショップは蜘蛛の巣だらけになっているでしょう。