人生案内

本日の読売新聞の人生案内を読んでいましたら、なんだコレと思いました。

そのコラムに書いてあったのは、20代のお嬢さんの相談で、資格取得の為ピアノを弾いていたら、隣の部屋の人に、

「下手くそなピアノの音で頭が痛くなる。うるさくて耳障りだ。」と罵声を浴びせられ、また「引っ越せ」と言われて深く傷つき、隣の人はその後、謝りに来たそうですが、そのお嬢さんはその罵声が心の傷になり、ピアノを愛する気持ちを奪われて悲しくなったという相談です

回答者の答えは、隣の人もイライラしたり悩み事が有る。隣の人の望まない時に、五感に影響する音や匂いがした時に、苦痛を感じると答えています。

つまりは、隣の人が、俺は今、イライラしてんだよ。下手くそなピアノの音がうるせーんだよ これは苦痛っていうんだよ という事を先生は言いたいらしいのです。

その先生はまた、思いっきりピアノの音を出したいならば、音の出ないヘッドホン付きのピアノを使ったり、安い貸しスタジオを使えと答え 最後に罵声を乗り越え練習を続けることで、あなたのピアノが成長していくよう応援しています。

と書いてありました。ハァーぁ なーんだ。コレ。 答えになってるの? もしそのお嬢さんのピアノがヘッドホンが接続出来ないタイプだったり、アップライトピアノ グランドピアノだった時は、一生、弾けないじゃん。それで、隣の人が望まない時って、いつかなー。その人が望まない時以外は、ピアノをガンガン弾いてもいいのかい? これってピアノの問題じゃなくて、隣に音が漏れる問題なんですよ。ピアノを弾いているお嬢さんは、防音の設備を経済的に出来ず、隣の人は自分の娘だったらいざ知らず、他人のピアノだから、イラツクという訳でしょう。こりゃー相当に良好な人間関係しか、解決出来ないと思います。

それから安い貸しスタジオを使えと言っているけど、これじゃ音練の宣伝じゃん。ありがとう先生。

しかし、この様な問題は今に始まった事では無く、昔からピアノ殺人事件や、傷害事件などはありました。楽器を弾く人は、音を出す環境の問題で、昔から悩んで来ましたが、私がやっている音練以外にも、沢山の他社スタジオがあり、それぞれのニーズに応え、ロック、ジャズ、クラシック、邦楽、声楽、等の音楽も練習しやすくなりました。

またカラオケの場所では、さすがにピアノというわけにはいきませんが、トランペット、サックス、ギターなども利用出来る場所も増えて来ている様です。一昔、前から比べれば格段の便利な利用状況になっていると思います。

しかしこの相談の回答者の先生は、罵声を乗り越えて練習をする事でピアノが成長して行くよう応援していますと書いてありますが、何か無責任の様な感じがします。

だったら、この相談者様に音練を紹介しろよと思いました。

でもこの相談者様の地域は栃木県と書いてありましたから、栃木県に音練はありません。ごめんなさい。