チラシ配り

今日の朝早く、私が出た大学の近くにある音楽大学に、音練のチラシ配りに行きました。

すでに、沢山のチラシを持っている人達が配っていました。音楽大学に来る子達は、夏季講習に来る高校三年生で、親御さんも一緒に来ている人たちも居ました。そこへ、チラシを持った大人たちが、我先と一目散に子供達に掛け寄り、チラシを渡していました。その時にチラシを配っていた人たちは、大学に受かった時に一人暮らしで、楽器などを演奏出来る部屋の仲介をしている不動産屋さん、私と同じように楽器練習が出来る場所を提供している業者さん、銀座にある大手音楽屋さん、大手ピアノ屋さんなどでした。中には、よく解らないチラシもありましたが、大体が、音楽関係の仕事をしている人たちでした。チラシを配る人達も皆、必死でした。

一番必死なのは受験生です。 目標としている学校に是非、入学して欲しいと思います。入学をしたのならば、必死に勉強、研究をして欲しいと思います。大学と言うと所は、教科書に書いてある物を覚えるところではありません。研究をするところです。高校3年間で一般的な学問は終わり、大学の専門課程で深く追求するところです。

私も一応、大学に入りましたが、私の頃は、私も含めて、周りの連中は大学に入るのが最終目標みたいな所があり、大学に入って何もしませんでした。それでは、ダメです。学費の無駄です。学費を出してくれた親が泣きます。是非、学費分以上の研究をして下さい。以上。私の親が昔、私に言った事です。実感です。

少年老い易く 学 成難し 一寸の光陰 軽んず可からず    朱熹

もし、タイムマシンがあるのならば、あの時代の私にパンチを喰らわし、目を覚ましてやりますが、それも不可能なので、今から、音練で勉強のやり直しをします。